代表の今関さんからWEショップの仕組みや活動の内容をお聞きしました。
WEショップというのは神奈川県内に53店舗ありまして、あとは東京に2店舗です。
全体で55店舗です。
いちばん最初の店は15年ほど前にできました。
私たちは3年目です。
先輩たちにいろいろ教えてもらいながら、なんとか赤字を出さずにやっています。
WEショップで販売している商品は、寄付というかたちでいただいております。
買い取りでもなく、お預かりして売ったら手数料をいただくというシステムでもありません。
おうちの中で眠っていて、もう全然使わない、でもまだ充分使えるというような品物を、こちらに持って来ていただくのです。
それらに値段を付けて販売し、売り上げから家賃や光熱費などの必要経費を差し引き、残った利益は国内外で平和活動や地域活動をしている小さな団体を支援していくために使っています。
チャリティーシップなのです。
これはフィリピンの山岳地帯の人たちが昔から栽培していた生姜で、彼らはこれを粉末にして砂糖を加え、病気予防のために飲んでいたんですね。
これを日本で売ることによって、村の自立を支援する活動団体があります。
本当に役立っているのかどうかを知るために、WEショップの人が山岳地帯まで見に行き確認してきました。
そして私たちはこれを仕入れて売ることによって、村の自立を支援しています。
こちらは着物のリメイクです。
シミがついちゃったりしてもう着ることはないけど、捨てるにはモッタイナイというような着物を、縫い物が好きなボランティアによってリメイクして売っています。
ゴミにせず別な形でよみがえらせているのです。
現在、このお店には非常勤スタッフが3人とボランティアさんが15人います。
みなさん、自分の住んでいる町にこういう店があったらいいな、という思いを集めて、ここでやらさせていただいています。
そちらにある物は、東日本大震災の復興支援品です。
福島のいわき市の食品や文房具を仕入れて販売し、年に2~3万円の支援をしています。
ちなみに昨年は、6万円ぐらい仕入れて販売しました。
そちらのブルーのスカートはカンボジアシルクでできています。
「カンボジアの少女たちの手に職を」という活動をしている団体(地球の木)があるのですが、そこで余ったシルク、これを捨てるのはもったいないということで、私たちがいただいてスカートを手作りして販売しています。
売り上げの一部をその団体に差し上げています。
いろいろなチラシも置いています。
福島の子どもたちは放射線があるからなかなか外で遊ぶことができません。
そこで神奈川に来ていただき、思いっきり外で遊んでもらおうという活動をしている団体のものです。
神奈川リフレッシュプログラムに対するサポートのお願いチラシです(上から2段目)。
それからネパール大地震の支援活動をしている団体のチラシです。
WEショップは物の販売だけではなく、お店に来られたお客さんに対し、こういうチラシを見ていただき、微力ですが情報を発信しています。
こういとこにも存在意義があり、支援を何年も継続していこうと思っています。
今関さんには交流会にも来ていただき、さらにお話を聞く予定で次のお店「山田硝子店」に向かいました。
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