最後のお店は上台集会所前にある寝具の「都屋」。
店内は商品でギッシリのため、通路はかなり狭いが、参加者全員がそこに入り込み、店主から“うんちく”を聞く。
みなさん、綿の打ち直しをご存知でしょうか。
昔、豆の皮を剥く道具がありましたよね。くるくる回りながら叩いて皮を落とす。あれで布団綿を叩いてホコリをとるわけです。
(敷き布団に使っている綿を示しながら)
打ち直しが終わると、こんなによくなります。
(へえ~!)
「てんしんめん」というの、聞いたことがありますか。天津麺だと食べる方になってしまいますが、天津綿です。
最高級の綿で1本15,000円くらいします。
これ2本で敷き布団1枚が作られるわけで、皮とか手間賃などを考えると1枚4万円近くなります。
今の時代、そこまでして綿の布団に挑戦する人は減ってきています。羊毛布団に変わってきているのです。
綿をもう一回見直してほしいですね。
これは羽布団の羽根ですね。水鳥の胸の毛、ダウンボール。これは保温性を高める羽根で、大きいほどいいものです。
その横に生えている羽根がスモールフェザー。これは通気性を高めるものです。
これは座布団ですが、形は長方形なんですね。
旅館なんかに行くと出されるときは横長です。「どうぞ胡座を組んでくつろいでください」ということです。
縦長の場合は改まった場合です。正座をするので縦長。
まだまだ、いろいろとお話はあるのですが、あとは交流会の席で…。
面白い話が次から次へと出てくるので、もっと聞いていたかったのだが、スタート地点の上台集会所に戻る。
「大野屋」の惣菜の試食が楽しみである。
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