「岩太屋」を出た一行は本牧通りを引き返し、次の訪問店である「肉のたかはし」に向かった。
それほど広くない店内で、ご主人から肉に関するうんちくや店の歴史などを伺う。
そこで、私は「たかはし」に来るたびに不思議に思っていたことがあるので、そのことについて質問してみた。
それはここの店名。
店頭の看板を見ると「宮崎商店 肉のたかはし」と書かれているのだ。
http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=25288
このお肉屋さんは「宮崎」なのか?
それとも「たかはし」なのか?
会社名は有限会社宮崎商店で、「肉のたかはし」というのは屋号なのだが、問題はなぜ「たかはし」を名乗っているのか、である。
ご主人のお話を聞いて、長年の疑問がひとつ解消した。
横浜の老舗牛鍋店といえば「太田なわのれん」、「じゃのめや」、「荒井屋」が有名。
このうち最も歴史のあるのが「太田なわのれん」で、明治元年に高橋音吉という人が創業しているのだが、実は「肉のたかはし」はこの創業者の親戚筋だったのである。
その関係で、今でも「太田なわのれん」では「肉のたかはし」の牛肉を使用しているというお話だった。
そんなスゴイ歴史なのに同店のホームページには書かれていない。
奥ゆかしい店である。
そして嬉しいのは毎日16時から18時の揚げ物タイムサービス!
豚ロースカツ、ヒレカツ、チキンカツなど、1枚からOK!だそうだ。
16:00~18:00の間はお店で買い上げた商品に、パン粉をつけて揚げてから渡してくれる。
今日の帰りにでも寄ってみるかな。
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