2009年8月31日月曜日

だわり素材のおばんさい&日用生活雑貨『ちむぐくる』@本郷町(その1)



 本牧通りを斜めに横切る旧千代崎川の蓋がけ道路(暗渠)。近くに最中で有名な和菓子店「喜月堂」があることから、この道路については多くの方がご存知だと思います。
 しかし、その「喜月堂」から本牧方面へ向かってすぐ、小菅医院の角を曲がる名もない小さな路地、これは中区本郷町に詳しい方でも、滅多に通ったことがないのではないでしょうか。



 路地は本牧通りに繋がっているとはいえ、交差点に横断歩道があるわけでもなく、通行人はほとんどありません。
 そんな忘れ去られたような路地に、素敵なお店を発見しました。

 自然派食堂『ちむぐくる』です。

 

 「ちむぐくる」とは「肝心」。沖縄の言葉で「おもてなしの心」という意味だそうです。
 お店を切り盛りするのは若い女性。以前、西表島で働いていた時から沖縄や自然が好きになり、ここ本郷町に「ちむぐくる」をオープンしたといいます。

 メニューは沖縄料理というよりも、有機・低農薬野菜や無添加の“こだわり素材”を使用した「おばんさい」。

 

 カウンター7席程度の小さな店は、明るくナチュラルで開放的な雰囲気。そこに少し沖縄の風を感じさせながらも、店内に流れるAFN(旧FEN極東放送)が横浜らしさを演出しています。

 おばんさい5品の付く日替わり定食を注文し、それが出てくるまでの間、お姉さんとお話しながら乾いた喉をエビスの生ビールで潤します。
(つづく)

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