2009年9月30日水曜日

米軍施設の思い出



今の山手警察署のある辺りから間門方面にかけて、かつては米軍の広大な接収地が広がっていた。
 そこには、先日の「横浜地図博覧会2009」で展示されていた終戦後の地図にも見られたように、広いエリアに戸建ての住宅がポツポツと建っていた。
 

 本牧通りを挟んで、海側の住宅地がエリアⅠ、山側がエリアⅡと呼ばれ、芝生の美しい大きな住宅から出てきた金髪の子供たちが、ブランコで遊んでいるのをうらやましく眺めていたものである。
 まさにアメリカ、そのものだった。

 そんな米軍家族が買い物をしていたのが、「YOKOHAMA NAVY EXCHANGE」。海軍の売店である。


 接収解除後この建物は解体。跡地は新本牧地区として区画整理され、現在はマンションなどが建っている。
 それがどの場所だったのか、だんだん記憶が薄れてきて分からなくなってきたので、昔の地図と現在の地図で比べて確認してみた。

 
 これは昭和55年(1980)頃の姿。
 左のほうに山手警察署が見えているが、これは現在と同じ場所。
 その向かい側に米軍施設が建っていたのである。


 
 そして現代。

 新しい道路もでき、高層集合住宅が建っている。


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